現在、米国を中心にSETI(地球外文明探査)計画が進められいます。 それを、家庭や会社のパソコンでできるのがSETI@homeです。 MLEXP. でも、この SETI@home のチームをつくりました。 SETIやってみようかな?という方は、是非 MLEXP. チームにもご参加ください。

SETIってどんなことをしているの?

実際どのようなことが行われているのか、 ということは、SETI@homeの公式サイト(英語) に詳しく書かれてますので、SETI@homeという言葉を初めて聞く方は、そちらを読むと良いと思います。 SETI@Home 日本語サイト日本惑星協会)もあります。 特に こちら のサイトの説明がわかりやすいかと思います。


SETI@home への参加方法

以前は、SETI@home専用クライアントソフト(“SETI/BOINC”に対して“SETI@homeクラシック”と呼ばれています) が使用されていましたが、2005年末にBOINC という共通分散処理プロジェクトのソフトへの切り替えが行われました。 SETI@homeに参加するには、まずこのクライアントソフトを入手する必要があります。

BOINCというのは、SETIの他にも様々な分散コンピューティングを行っている共通プラットフォーム (そのプロジェクト名)です。次のサイトに詳しく紹介されていますので、参考にしてみてください。

BOINC公式サイト日本語サイト

ここでは、SETI@homeに参加する為に必要な手順を簡単にご紹介しておきます。

まず、次のサイトから、環境に合わせたクライアントソフトを入手します。

BOINC クライアントソフトウェアのダウンロード

SETI@homeに新規に参加される方は、参加の為の情報入力を直接クライアントソフトから行うことができます。 ただ、Web上からアカウントを作成することもできますので、 せっかちな方はこちら から登録してください(BOINCでは、基本的にここで入力する必要は無いようになっていますが)。

既にSETI@home(Classic)に参加されている方は

既にSETI@homeに参加されていて、SETI@homeクラシック(旧クライアント)を使用中の方は、 そのアカウントを引き続きそのまま使用することが出来ます。 SETI@homeクラシックのアカウントが既にBOINCの方へ自動的に移行されているはずですので、 ここでは、それを活性化する(BOINCで使用できるようにする)必要があります。

次のサイトの一番上の入力欄(『Email address of your SETI@home Classic account』とあるところ)に、 SETI@homeクラシックで登録していたE-Mailアドレスを入力して「OK」ボタンを押します。

SETI@homeクラシックアカウント変換(活性化)
http://setiweb.ssl.berkeley.edu/sah_email_form.php

これで該当E-Mailアドレスに、ログインの為のアカウントキー(account key)が送信されますので、 これを続いて表示されるページの入力欄に入力して「OK」ボタンを押します。これで活性化は完了です。

ソフトを取得したらインストールします。 クラシック版がインストールされている場合は、先にそのアンインストールをしておいてください (しなくてもBOINCの動作に問題はないようですが、おそらくあっても邪魔になるだけです)。 Windows版の場合は、実行形式(インストーラ)で配布されていますので、 そのまま指示に従ってセットアップしてください。 その他の環境の場合は、アーカイブ(圧縮形式)で提供されていますので、 適当なディレクトリ(フォルダ)に展開して、インストール(コンパイル)してください。

インストールしたら、BOINCクライアントを起動します。

以下はWindows版の設定方法です。その他の環境の場合はコマンドライン(ターミナル)からの操作になると思いますが、 同様の設定があると思いますので、以下を参考にしてみてください (私の環境がWindowsなので、その説明しかできません。スミマセン。)

BOINCの最新バージョンは、日本語にも対応していると思うので、 メニューも日本語で比較的わかりやすいと思います (おそらく、インストール時に言語設定ができます)。

BOINCを起動したら、まず参加するプロジェクトを設定します。 メインメニューから「プロジェクト」→「プロジェクトに参加する」を選択、 「プロジェクトのURL」入力欄に“http://setiathome.berkeley.edu/” と入力します(初回起動時は、自動的にこのダイアログが表示されます)。

クラシック版から引き継ぐ設定をされた方、または、設定ページからあらかじめ入力を済ませている方は、 「アカウントキー」入力欄に、 メールで送られてきたアカウントキー(ランダムなアルファベットと数字の文字列)を入力します。

新規の方は、空白のまま進むと、アカウント情報の入力に移ります (メインメニューの「プロジェクト」→「アカウント・マネージャ」)。 ただ、ネットワーク状態(またはサーバの状態)によって、 アカウントを管理しているサーバに接続しづらいことがあります。 その場合は、まずこちら から登録して、メールで送られてくるアカウントキーを「アカウントキー」入力欄に入力して進めると スムーズに行くことがあります。

基本設定はこれで完了です。 さらに詳細については、次のサイトからログインして設定/変更することができます。

アカウント情報設定
http://setiweb.ssl.berkeley.edu/login_form.php

その他の詳細に関しては、次のサイトなどを参考にしてみてください。

SETI@home 公式(英語)
http://setiathome.berkeley.edu/ (このサイトの日本語訳 → http://boinc.oocp.org/sah/indexj.php

SETI@home 日本語情報ページ(日本惑星協会)
http://www.planetary.or.jp/setiathome/


MOON LIGHT EXPRESS チームへの参加方法

既にSETI@homeクラシックで MOON LIGHT EXPRESS チーム(以下、MLEXP.チーム)に参加されている方は、 上記の活性化手順によって、自動的に引き続き当チームに参加することになります。 新規にMLEXP.チームに参加される方は、次のサイトから「Join(Join this team)」を選択してください。

MOON LIGHT EXPRESS チーム
http://setiweb.ssl.berkeley.edu/team_display.php?teamid=32278

ここで、E-Mailアドレス(SETI@home へ登録してあるもの)を入力すると、 当チームに参加できます。既に他のチームへ参加されている方で、今回当チームへ参加したいという方も、 同様に上記手続きを取ることで当チームへ参加することができます。 ただし、その場合は以前に参加していたチームから外れることになりますのでご注意ください。


簡易FAQ

● BOINC/SETIのサーバにつながらないんだけど?

まずはネットワークの設定を確認してみてください。 プロバイダや社内LANなどの環境によっては、プロキシサーバを使用していることがあります。 その場合は、メインメニューの「オプションの設定」からダイアログを表示し 「HTTPプロキシ」を適当なものに設定してみてください (プロキシサーバについてはネットワーク管理者にお問い合わせください)。

なお、BOINC/SETIのサーバは、断続的に負荷の高い状態になっているようです。 ネットワークの設定は間違っていないのに接続に失敗する場合は、 しばらく時間を置いて再接続を試みるか、それでも駄目な場合は1日置いて再挑戦してみるなどしてみてください。

● なぜチームなの?

SETI@home をするのはいいけど、なぜチームでやる必要があるのか。 そのメリットとしては、チーム内での自分の位置づけが確認できる、 集団で結束すれば一人でやるより向上心が持てる、 もしSETIの成果につながる結果がチームで出れば自分も嬉しい、 こんなところでしょうか。

チームに参加することによって個人情報が一般に公開されることはありませんし、 何らかの料金が発生することも一切ありません(参加者はSETIの協力者なのです!)。 同じ SETI@home をやるのであれば、一人でやるよりチームでやった方がやり甲斐も感じられるでしょう。 あなたも是非SETI@homeに、また当チームにご参加ください。

※ SETI@home クラシックのページは こちら に移動しました。
※ SETI@home の当チームに関するお問い合わせは seti@mlexp.com まで。


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