ネプ理科

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モスキート音 (2006/11/07 23:55 放送分)

人間は歳を取るにつれてだんだん高周波域の音が聞き取れなくなる。 これを利用して、巷の学校では先生には聞こえないけど生徒同士には聞こえるという 携帯電話の着信音が微妙にブームなのらしい。 この音のことを「モスキート音(ノイズ)」(“蚊の羽音”という意味)というのだそうだ(今年のイグノーベル賞にも)。

あなたはどこまで聴き取れる?

※直接クリックしてプレイできないときは、右クリックで「対象をファイルに保存」してみてください。

勝手に色を補正する脳 (2007/03/20 23:55 放送分)

眼で見たままでなく、脳が勝手に色を補正することがある為に、 本当は同じ色であるのに、どう見ても違う色に見えることがある。 また、本来の色とは全く別の色に見えたりすることもある。

明暗の錯視

次の絵は、 A と B の色が異なって(Aは黒に、Bは白に)見えるという例。 実際は、A と B の色は全く同じである。

fig_nepurika_01.gif

捕色効果

まず、上の絵の中央の黒い点を30秒間じっと見つめてもらう。 30秒後、その下のリンクをクリックして出てきた絵を見てみよう。

fig_monocol_01.jpg
上の絵の中央の点を30秒見つめた後、ここをクリック!

このリンク先の絵は、モノクロ画像。 にもかかわらず、一瞬カラー写真に見える(個人差はあるけど)。人によってはカラーとモノクロの画像が交互に見えたりすることもある。

このようなことが起こる原因として、次のような仮説がある。

同じ色を長時間見ていると、網膜に同じ色が焼き付いてしまわないよう別の色を見せようとする作用が働く。その為、何か強い色を見た後は、それまで見ていた色と反対の色を見てしまう。

この色の反対の色を補色という。例えば、赤の補色は青(青緑)である。病院の手術着が青(若しくは青緑)であるのは、ずっと赤い血を見続けて眼の色認識がおかしくならないように、とのこと。

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Last-modified: 2010-05-15 (土) 12:08:06 (5094d)