Top > プレイ動画を録画する方法

PC 用のゲームを録画するには、 専用のソフトウェアを使えばそのままの画質でキレイな動画をつくることができるが、 ここはゲーム機のプレイ動画をつくる方法をメモ。

キャップチャボードで取り込む方法

PC にキャップチャボードを装備して、 その入力にゲーム機の出力を接続して直接録画する方法。

良いところ

  • 画質を落とさず録画できる。
    ただし、画質はキャプチャボードの機能や性能に依存する。
  • 録画時に様々なエンコード方式が選べる。
    これも、キャプチャのソフトウェアに依存する。
  • 動画ファイルが直接できるので、編集も楽。
    リッピングの作業やフォーマット変換などの手間が基本的に不要ということ。

悪いところ

  • 録画時に PC を起動しなければならない。
    キャプチャをするのは PC なので。
  • PC が ゲーム機の近くにある必要がある。
    ゲーム機とPCを繋ぐ必要があるので。長いケーブルを用意すれば良いんだけどね。
  • PC に求められるスペックが高い。
    これはソフトウェアエンコードするタイプの場合。
  • ゲーム機の出力を分配する必要がある。
    テレビとPCの双方に同じ信号を送る必要があるので。

最近のゲーム機(PS3、XBOX360)はHD画質(ハイビジョン,D3以上)に対応しているので、 その画質を落とさず録画するには、ハイビジョンに対応した入力(D3以上に対応したD端子、コンポーネント端子、もしくはHDMI端子)に対応している必要がある。 ビデオ録画する場合、どうしてもSD画質(D2以下)に落とさざるを得ない。 ただ、ハイビジョンに対応したキャプチャボードはいずれも高価。

参考までに、主なキャプチャボードは以下。

製品名メーカー対応入力価格帯備考
GV-MVP シリーズI-O DATAS端子/コンポジット端子1万〜3万円程度(最安チェック)ハードウェアエンコード対応
CBP-AVBUFFALOS端子/コンポジット端子9,800円(最安チェック)ソフトウェアエンコード
PV4アースソフトD端子(1080p)2万円くらい(最安チェック)
Intensity ProBlackmagic designHDMI端子41,980円(最安チェック)ソフトウェアエンコード
HD RECSCANOPUSHDMI端子/コンポーネント端子/コンポジット端子99,750円(最安チェック)ハードウェアエンコード
Monster X-iSKNETD端子(1080iまで)2〜3万円くらい(最安チェック)ソフトウェアエンコード

あと、映像(音声)信号を分配する必要があるが、D端子やHDMI端子に対応した分配器はこれまた高価である。というか、D端子やHDMI端子対応のケーブル自体が高価。周辺環境をそろえるのも結構なコストがかかる。

テレビによっては、映像(音声)信号スルー機能を備えているものもある。 その場合は分配の必要はなく、スルー信号をそのままキャプチャボードに入力すれば良い。

ただし、信号スルーでHD画質に対応しているテレビは今のところ存在しない。多くの場合、映像はS端子以下の信号になる(この場合、テレビへの入力もS端子以下である必要がある)。

HD画質にこだわらないのであれば、キャプチャボードの価格はかなり下がる。

DVD録画する方法

一旦DVDに録画し、そのDVDメディアをPCに持っていってリッピングする方法。

良いところ

  • 録画時に PC が不要。
    DVDレコーダは必要だけど。大抵 TV の近くにあるよね?
  • 配線が容易。
    DVD レコーダの外部入力にゲーム機の出力を繋ぐだけ。あとはビデオ録画する要領で。

悪いところ

  • HD画質では録画できない。
    普通のDVD録画時の画質はD2以下なので。
  • DVD に録画後、PC で編集やエンコード作業が必要。
    ちょっと知識が要る。ソフトの使い方に慣れれば難しくはないけど。

何より手軽。キャプチャボードなどを購入する必要もないし、分配器なども不要。 ご家庭にDVDレコーダと、PCにDVDドライブが既にあれば、基本的に何も用意する必要はない(といっても、AVケーブルやDVD-RWなどのメディアは当然要るよ)。

接続は、ゲーム機→DVDレコーダ→テレビ というシンプルなもの(分配器を使っても良いけど、大抵のDVDレコーダは信号スルーできるはず)。

ただ、一番の欠点は、HD画質で録画できない点。特にPS3やXBOX360といったHD画質を前提としているゲーム機の映像をSD画質に落とすと、ゲーム中の文字が潰れて読めなくなってしまうことも。

最近のレコーダ(Blu-rayに対応したやつ)なら、DVDにもHD画質で録画できる機種もあるようだけど、それ以前に、HD画質に対応したD端子やHDMI端子の入力を装備したレコーダは、どうやら今のところ存在しない。(ただ、SD や メモリースティック といった外部メモリに動画を保存できる機能のあるレコーダもある?使い勝手はどうかしら)。

あと、DVD に録画した映像は、そのままでは DVDプレイヤー 以外で再生できない(動画共有サイトなどにもアップロードできない)。DVD の形式(VOB や VRO)から MPEG や WMV などの形式に変換(エンコード)する必要がある。

DVDから動画を取り出すには

最近のDVDレコーダで記録したDVDメディアであれば、ディスクをDVDドライブに挿入すれば、フォルダとして表示され、その中身をコピーするだけ。DVDのフォーマットがビデオモードである場合は“VIDEO_TS”、VRモードであれば“DVD-RTAV”というフォルダが作成されているはず(個人的には VRモードよりも ビデオモードでの録画を推奨)。

そのファイルや中身のファイルがPC上で見えれば、DVD形式を各種圧縮形式に変換すればOK。

これに使えそうなソフトは以下。

エンコードは以下のソフトなどで。

MPG2JPG と MediaCoder を使う方法については DVD から 動画ファイルを作成する方法 で。

どれが良い?

お金に相当余裕があるなら、HD画質に対応したキャプチャボードでゲーム画像を取り込むのがベストな選択。その場合、PC が高性能(メモリやHDDが大容量でなければならないし、ソフトウェアエンコードの場合、CPU も dual core などハイスペックなものが必須)である必要があるので、キャプチャボードだけでなく PC にも相応の改造を施す必要がある。CPU 換えるとなると、大抵はマザーボードから、つまり本体そのものの新調になるかと。

PC に DVD ドライブがあり、DVD レコーダもあり、お金があまりない場合は、DVD に録画する方式が最も安上がり。

DVD ドライブはあるが、DVD レコーダがない場合、S端子やコンポジット端子の入力のあるキャプチャボードを買ってきて(そのスペックであれば、最近は1万円しない)、テレビの信号スルーからキャップチャするのが最も安上がり。

ただ、PC でキャプチャする場合は、PC と ゲーム機が近くに設置されていないと厳しい。大抵は、ゲーム機 → 分配器 → PC(分配器 → テレビ)、或いは、ゲーム機 → テレビ(信号スルー) → PC という配線になるので。長いケーブルがあれば良いのだけど、S端子ケーブルは、一般の市販品では長いものでも 5m 程度なので、PC と ゲーム機が別の部屋にある場合などはちょっと難しいかも?PC のモニタでゲームしている人なら問題ないか。

つまり、こうなる。

  1. PS3、XBOX360で、画質を落としたくないなら、HD画質対応のキャプチャボードで。
  2. PS3、XBOX360だが、多少画質を落としても良いなら、SD画質のキャプチャボードで。
  3. PS2、Wii などなら、SD画質のキャプチャボードで。
  4. お金に余裕があるなら、HD画質対応のキャプチャボードで。
  5. お金がないなら、SD画質のキャプチャボードで。
  6. ゲーム機とPCが離れた場所にある人は、DVD 録画で。

NDS や PSP の画面を録画する方法は?

Nintendo DS や PSP の画面を録画する方法なんてあるだろうか?

Nintendo DS の場合

結論からいえば、ラインでの録画は無理。

デジカメやWebカメラなどでいわゆる“直撮り”するしか。

そうでない場合は、ハードに改造を施すことになるが、 ハードウェアに関する高度な知識が必要な上、 分解すると保証対象外になるので、壊れても任天堂のサポートを受けられなくなる。

PSP の場合

型番によってできるできないが異なる。

というのは、PSPは2000から映像を外部ディスプレイへ出力できるようになったが、 2000と3000では出力可能な信号が異なる為。

PSP-1000PSP-2000PSP-3000
HDMI端子×××
D端子(D2以上)×
コンポーネント端子×
S端子×※1
コンポジット(RCA)端子××

※1 サードパーティ製の「テレビdeポータブルP2」(非ライセンス製品)を使えば可能。

PSP-1000 では、基本的にライン録画は無理。

PSP-2000 では、SONY純正ケーブル(サードパーティ製でも可)でD端子とコンポーネント端子での外部出力が可能なので、 D端子、コンポーネント端子の入力をサポートする機器で録画可能。 ただ、そのような機器は(事実上)上記に示したような高価なキャップチャボードしかない。

なので、S端子以下の入力しかサポートしない機器で録画するには、 D端子やコンポーネント端子の出力信号をS端子以下の信号に変換(ダウンスキャンコンバート)する機器が必要になる。 が、一般的にそのような機材はかなり高価。ビデオアンプだと5万円以上、業務用のダウンスキャンコンバータはン十万円とかするので現実的ではない。 そんな中、GAMETECH 製の「テレビdeポータブルP2」は(相場を考えれば)比較的安価(8,000円強)。

PSP-3000 では、SONY純正ケーブル(サードパーティ製でも可)でHDMIを除くほぼ全ての映像出力をサポートしているので、 S端子以下しかサポートしていないキャップチャボードでも標準的な HDD/DVD レコーダでも録画可能。

作品によるかもしれないけど、PSP-3000 で同じ作品の画質を見比べてみたところ、 その画質はどの出力でも体感的に目立った差はない(気がする)。 なので、HD画質などのこだわりは必要ない(S端子やコンポジット端子で十分)かもしれない。

ただ、PSP-2000の場合は、上記のとおり、HD画質出力しかサポートしておらず、 SD画質(S端子やコンポジット端子)の録画環境しかない場合は信号変換が必要になる。

PSP-1000 な人は、直撮りするか諦めるか、或いは PSP-3000 に買い換えるかの選択肢になるが、 PSP-2000 な人は微妙。「テレビdeポータブルP2」を 8000円 で購入するか、思い切って PSP-3000 を買うか(19,800円)。

ここで注意すべきは、PSP-2000 の場合、SONY純正やサードパーティ製の一般的なS端子ケーブルやコンポジット端子ケーブルでは、 メニュー画面やブラウザなどは表示できるが、肝心のゲーム画面は外部ディスプレイに出力できない。 ケーブルの箱(外装)などに「PSP-2000対応」などと書かれているが、騙されてはいけない(私は騙された!)。 念を押すが、PSP-2000 でゲーム画面を外部出力できるのは、D端子、コンポーネント端子、若しくは「テレビdeポータブルP2」のいずれかである。

ちなみに、HD画質からSD画質への変換というのは、どの機材でも一般的にサポートしていない場合が多い(その逆は、結構ある)。 一般論として、次のような認識で良いかと。

    To
From
コンポジット端子S端子D端子コンポーネント端子HDMI端子
コンポジット端子
S端子
D端子××
コンポーネント端子××
HDMI端子××

◎ : 信号変換なしで可能
〇 : 信号変換ありで可能
△ : 機材によっては可能(信号変換ありで)
× : 普通は不可能(高価な機材が必要)

イメージとしては、 SD → SD、HD → HD は可能(ただし、画質は低い方になる)で、 SD → HD は 機材(BD/HDD レコーダ等)によってはサポートされていることがあり(この場合も、SD画質がHD画質になるわけではなく、単に信号が変換されるだけ)、 HD → SD は大抵無理、という感じ。



参考


リロード   新規 編集 凍結解除 差分 添付 複製 名前変更   ホーム 一覧 単語検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-05-16 (日) 13:26:26 (1569d)