━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  MOON LIGHT EXPRESS Electrofile  ムーンライトエクスプレス−エレクトロファイル . * ・*  [FILE: 000022] 2001,04,29 ★━━━━……‥‥  http://www.mlexp.com/ " *  . *  electrofile@mlexp.com + . ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※ このメールは購読登録された方に毎月一度送付させていただいてます。 ※ このメールは固定ピッチフォントで最適にご覧いただけます。 ※ 当マガジンでは各コーナに対して読者からの投稿も受け付けています。 >> 詳しくは「ご意見、ご感想募集」欄をご覧ください。 ■ INDEX ▼ 今月のお勧めサイト  ・宇宙 〜 未知への大紀行館 ▼ 掘り出し図書特選  ・ゼロからの量子力学  ・パラドックス!  ・物理法則はいかにして発見されたか ▼ 投稿ノベルズ  ・少年 ▼ コスモスコープ  ・火星探査機打ち上げ  ・ソーラー・セイリング実験で事故!? ▼ ムーンライトエクスプレスからのお知らせ  ・あなたもSETIやってみませんか?  ・メーリングリスト登録者募集中!  ・投稿ノベルズ掲載作品募集  ・MLEXP. エレクトロファイル 登録解除/アドレス変更について  ・ご意見、ご感想募集 ▼ 今月のコラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  今月のお勧めサイト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 宇宙 〜 未知への大紀行館 「インパク」のNHKパビリオン内に設置されている、NHKスペシャル「宇宙〜 未知への大紀行」連動サイト。NHKスペシャル「宇宙」は、本日29日から放送が 開始される新シリーズ。宇宙の起源や仕組み、その壮大なドラマや最新の研究成果 などを、美しいCGで紹介していく。その番組の内容のダイジェストがこのサイト で紹介されている。  http://www.inpaku.nhk.or.jp/space/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  掘り出し図書特選 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ ゼロから学ぶ量子力学 著者:竹内薫 出版:講談社 価格:2,500円+税 ISBN:4-06-154651-1 ▼ 目次 まずは前菜からどうぞ−ゼロから不確定性原理まで〜量子力学なんていらない?/ とんでもない世界/不確定性原理……自然の限界/数にもいろいろある/メインデ ィッシュへと進む−挑戦!シュレディンガー方程式〜量子の門をたたく/シュレデ ィンガー方程式を「解く」/スピンとは何ぞや/デザートで口なおしをする−量子 余話〜もう一つの量子力学/量子力学がよくわかる、ここだけの話/レストランを 出たあとで−行列大活躍!〜行列力学は楽しい/場(ば)の量子論 ▼ 内容紹介 量子力学を理解しようといろいろ入門書や啓蒙書を読むがイマイチよくわからない、 そんな人にお勧め!なぜ量子力学が分からないかといえば、いつも話が抽象的過ぎ るか、そうでなければ、無前提に使用される数式の意味が理解できないからだろう。 本書では、まずそうした数式の意味を知り、それでどんな現象を説明できるのか、 という展開なので、いままで行き詰まっていたところよりも先へ進むことができる はずだ。内容も図が多用されているほか、本文も会話形式になっているのでとても 読みやすい。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ◆ パラドックス! 編著:林晋/他 出版:日本評論社 価格:1,600円+税 ISBN:4-535-78319-5 ▼ 目次 集合論のパラドックス・うそつきパラドックス/アキレスは亀を追い抜けないのか /バナッハ−タルスキのパラドックス/双子のパラドックス/(コラム)シュレデ ィンガーの猫/タイムトラベルのパラドックス/セイント・ピータースバーグのパ ラドックス/(コラム)ドラえもんのパラドックス/チェーンストア・パラドック ス/ぬきうちテストのパラドックス/ヴィトゲンシュタインのパラドックス・代議 制のパラドックス/形式化と無矛盾性証明のパラドックス ▼ 内容紹介 夜が暗いのはおかしい。宇宙が無限に広いなら、夜空は無限の星で埋め尽くされる はずだ!このような、一見正しいようだが実は間違い、反対に、間違いのようだが 実は正しい、といった話を、世間では「パラドックス」という。夜が暗いのはおか しい、というパラドックスは、実際は宇宙は無限に広くない、などの理由で、前提 自体が誤りであることが分かっている。今世の中には、このような「パラドックス」 が未解決のものも含めて多数ある。それらの中から、各界の著名人が選りすぐった ものを結集して一冊になったのが本書である。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ◆ 物理法則はいかにして発見されたか 著者:R・P・ファインマン/江沢洋=訳 出版:岩波書店 価格:1,100円+税 ISBN:4-00-600048-0 ▼ 目次(第一部のみ) 第一部−物理法則とは何か〜重力の法則−物理法則の一例として/数学の物理学に 対する関係/保存という名の大法則/物理法則の持つ対称性/過去と未来の区別/ 確率と不確定性−量子力学の自然観/新しい物理法則を求めて/第二部−量子電磁 力学に対する時空全局的観点の発展 ▼ 内容紹介 本書は、著者のファインマン氏が行った、1964年にコーネル大学で学生を中心とし た一般公聴者に向けた講演と、1965年に量子電磁力学の研究でノーベル物理学賞を 受賞したときの講演の二部構成で成っている。講演自体はかなり昔であるが、内容 は現在の物理学にもそのまま生きている。第一部では、その物理法則とはいかなる もので、それがなぜ数学によって書けるのか、などの基本的な内容を丁寧に解説さ れており、第二部では、ノーベル賞に至ったファインマン氏自身のエピソードが中 心となっている。この内容全体を通して、まだまだ物理学で解かれていない難問も 数多くあり、それに挑む新たな知見が必要であるということも教えられる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  投稿ノベルズ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 少年          【 作:ジーン 】 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ある海岸に立っていた。 砂浜に寄せては返す波。その光景、その音。 季節は初夏、時刻は昼下がりだろうか、 日は南中よりやや西へ傾いている。 それらが、何だかとても懐かしく感じられた。 私はその砂浜に、ただ一人立っていた。 「いつか、見たことあるな」 心理学では既視感というのだろうか。 立ったままいろいろ考えていたような気がするが、 何を考えていたかははっきりしない。 目の前に広がる光景の中に、 いつの間にか少年が一人、こちらを向いて立っていた。 5、6歳くらいの子だろうか。 そのとき初めて会ったはずだが、その少年にも見覚えがあった。 周囲を見回すが、どうやら少年は一人の様子。 「お母さんはいないのかい?」 「知らない」 少年はやはりこちらを見ている。 「私に何か用かい?」 そう尋ねた瞬間、何かが私の中でフラッシュバックするのを覚えた。 海岸に立ち尽くす私。 いや、その視点は私でなく、 私よりももっと低い視点、ちょうどこの少年と同じだった。 そして、目の前に一人の大人が立っていて、 私に尋ねるのだ。 「私に何か用かい?」 用などない。 いや、なぜここにいるのかさえ分からなかった。 ここはどこなのか? 自分でここまでやってきたのか? 誰かに連れてこられたのか? しかし、周りにはその大人以外に誰もいない。 誰なんだこの人は? そうか、今目の前にいるのは、少年時代の私だ。 そう直感した。 そして、大人になった私に対面している。 そうか、少年時代のあの記憶にある大人は、 大人になった私だったのだ。 この光景に懐かしさを覚えたのはそういうわけだったのか。 「君は私だろう」 そういった瞬間、 またも、あの時そういわれたな、と思い出す。 あのときは、その大人のいっていることがわからなかった。 そうだ、もしこの少年が私なら、 忠告しておかなければならないことがあるのだ。 私が過去に犯した大いなる失敗。 そうなる前に、少年の私には告げておかなければ。 「君は、将来Kという人物に出会い、ある話を持ちかけられる・・・  しかし、その話を決して聞いてはならない」 そう話し出したら、 そのようなことをいわれたことも、即座にフラッシュバックする。 全てを話そうとしたが、止めた。 なぜなら、私が今話すこと全ては、 今の私も、かつて少年時代に聞いたことがあるだろうから。 そして、それらを聞いていながら、 おそらく同じ人生を歩むだろうから・・・ 何を忠告しても、何も変わらない、そう思った。 全て最初から決まっていることなのか。 運命を感じた。 脱力し、その少年がこれから辿るだろう人生を回想した。 何もしらないこの少年にかけてやる言葉は無いのか? 即ち、自分はこれからどうあればよいのか? 「君はこれから大いなる苦労を味わうことになるが、  きっと切り抜けてくれ。  私の将来のためにも・・・」 そういった瞬間、 その言葉によって現実へ引き戻されるかのように、 布団の中の私は目覚めた。 夢だったのか。 いや、夢の中で、過去の私の時間と交差したのだろうか。 そういえば、あの頃も同じだった。 布団の中で目覚め、変な夢を見たな、と思った。 ただ、違うのは、 今の私が、刑務所の二段ベッドの布団の中にいるということだ。 【 読切 2001/04/29 新規投稿 】 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ※ 投稿方法、その他投稿作品に関するお問い合わせは次のアドレスまで。 投稿作品お問い合わせ先 electrofile@mlexp.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  コスモスコープ 2001年4月版 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 火星探査機打ち上げ 《2001/04/12》 米航空宇宙局(NASA)は4月7日午前(米国東部夏時間)、火星探査機「マーズ・オ デッセイ」を、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。探査機は 今後、火星まで4億6000万km(約6カ月)の道のりを旅することになる。 探査機「マーズ・オデッセイ」は、10月に予定の火星周回軌道に到達したのち、既 に火星を周回中の探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」と共に、二年間に 渡って観測を行う予定。マーズ・オデッセイには3台の主要観測機器が搭載されて おり、その中には、赤外線カメラ「熱放射撮影システム(THEMIS)」や「ガンマ線分 光計(GRS)」が含まれる。その観測結果は、同じくNASAが2003年に打ち上げを予定 しているローバー(自走車)の着陸地の選定にも利用される。 【 米宇宙開発の行く末 】 米大統領がブッシュ氏に代わり、新政権がスタートするや否や、NASAに厳しい決断 が迫られていることが明らかになっている。というのも、ブッシュ政権が打ち出し た予算案では、NASAに投じられる予算が当初の予定より大幅に削減されており、こ のままでは、冥王星、海王星より先の惑星探査計画を断念、老朽化した宇宙センタ ーの閉鎖、また、現在建設中の宇宙ステーションに常駐する宇宙飛行士の人数を、 予定の7人から3人に減らさなければならない、そのような事態も予想されている。 この背景には、予てから宇宙開発への膨大な予算が議会で問題視されており、政権 を安定させるためには、当面予算は現実的な方針で固めたいという思惑があるよう である。予算枠内で宇宙開発を行う為に、ブッシュ政権では、火星などの惑星探査 や科学研究などに予算を集中させ、国際宇宙ステーションやスペースシャトル計画 などについては、なるべく民間からの参入を要請しているようだ。 しかし、宇宙開発事業は膨大な費用が必要な上、得られる成果もほぼ未知数である という極めてギャンブル性の高い事業であるため、なかなか民間の手が上がらない のが実状である。宇宙開発は、その市場が固まるまで国家(NASA)主導で、一定の 保証の下で行われることが民間企業にとって必要条件であり、その国家予算がこの ような現状では、今後の宇宙開発も難航しそうである。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ★ ソーラー・セイリング実験で事故!? 《2001/04/19》 米惑星協会では、4月26日に宇宙船「Cosmos1」の軌道外飛行テストを行う予定だっ たが、4月11日(米国時間)、電気系統の地上テスト中に起こった事故の為、実験 の日程を延期すると発表した。宇宙船「Cosmos1」は、太陽帆飛行技術(ソーラー ・セイリング)によって推進する宇宙船の初めての計画で、惑星協会(TPS)が主 体となって進められているもの。 発表によると、事故が起こったのは、機体が、テスト中には予定されていなかった 動作をした為だとしている。このテストでは、機体に使用する太陽帆2枚の展開を 試験することになっていた。ソーラー・セイリングは、太陽光の「圧力」を利用し て宇宙船を推進させるもので、これが実現すれば、燃料のいらない惑星間飛行が可 能になる。惑星協会では、今回のテストに続き、8枚の太陽帆を備えた機体で飛行 テストを行う予定。  関連サイト: http://www.planetary.org/solarsail/index2.html (英語) 【 ソーラー・セイル宇宙船って何? 】 これは、その名の通り“太陽の光を帆に受けて航行する宇宙船”である。つまり、 海の上を風を受けて走る船が帆船なのだから、宇宙でもあのようなイメージで帆走 する船が実現するのだ、と思えば良い。ただ、地球上のような風ではなく、太陽光 で帆走する。ここで、「太陽風」ではないのか?と思う方もいるだろう。正解は、 やはり「太陽光」なのだ。 太陽風、というのは、太陽から放出されるプラズマ(原子中の電子が解離した状態 の物質)の高速なジェットであるが、これは宇宙船を後押しするだけの力はない。 原動力となっているのは、太陽から飛んでくる膨大な量の“光子”である。高校で 物理を習った人なら、光をアルミのような軽い金属でできた風車に当てると、それ がクルクルと回りだすという実験をした、若しくはそういう話を聞いたことがない だろうか。つまり、その風車が巨大化して、宇宙船の尻にくっついたのがソーラー ・セイリングする宇宙船なのだ。 あれ?光子は質量ゼロなのに、何で帆に力を与えられるの?そんな疑問が聞こえて きそうだが、光子というのは、もともとエネルギーと等価な粒子なのだ。その振動 数をnu(ニュー)とすると、それにプランク定数hを乗じた値 h * nu が光のエネ ルギーということになる("nu"は本当はギリシャ文字のニュー)。実際は、その帆 というのは鏡のようになっていて、それに衝突した光は反射する。つまり、逆向き に跳ね返っていくわけだ。エネルギー(仕事)は変化の前後で保存されるので、そ の変化分のエネルギー(仕事)が帆に与えられる、と、ここは考えれば良いだろう。 さて、そのソーラー・セイル宇宙船だが、その用途は様々考えられている。まず、 最大の利点は、宇宙空間に出てしまえば、その推進力に燃料は必要ない、というこ とだ。太陽光があれば、また、太陽でなくとも、それに相当する恒星などの光があ れば、その船はずっと帆走し続けられる。燃料切れの心配がない、というのは画期 的なことだ。これで、今までロケットで行くことが出来なかったような遠い宇宙へ 旅する可能性も開かれたわけだ。勿論、人が旅をするのはあまりに冒険だが、深宇 宙を探査する無人探査機などへの応用は、かなり実用的といえるだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  ムーンライトエクスプレスからのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ あなたもSETIやってみませんか? 自分のパソコンを使って地球外生命の存在を探査しよう、という世界的に大人気の プロジェクトがSETI@home(セチ・アット・ホーム)です。世界中の数百万という パソコンがネットワーク上で稼動しているとてつもない規模の分散コンピューティ ングシステムでもあります。 SETI@homeもこの5月で3年目を迎えることになります。実は当初は2年間の限定 プロジェクトでしたが、その規模の広がりから世間でも注目される存在となり、さ まざまな支援やメディアでの紹介も受けて期間の延長が決まりました。これからも ますますの発展を続けていくことでしょう。 そんなSETI@homeへの参加方法ですが、いたって簡単です。クライアントソフト (スクリーンセーバソフト)をダウンロードしてインストールするだけです。あと はスクリーンセーバとしてあなたのパソコンの使われていない時間のうちにそっと データ解析を行ってくれます。 そしてデータ解析が終わったところでちょっとだけインタネットにつなぎます。あ なたの解析結果のアップロードと、次の解析データのダウンロードを行います(3 〜5分ほど)。 パソコンの使われていない時間を利用するなんて素敵な発想ですね。しかもそのセ ーバ画面ではとてもカラフルなデータ解析画面を表示しています。この画面の中に 宇宙からのメッセージがあるかもしれない、と思うとついつい見とれてしまいそう です。 地球外生命の探査は学術的にも意味のある活動です。ぜひともSETI@homeに参加し てみてください。また、当ムーンライトエクスプレスではSETI@homeのチームを作 成しています。よろしければ当チームにも参加してみてください。 SETI@homeの参加方法、そしてチームへの登録は以下のページに説明を載せていま す(トップページから [ SETI@home ] をクリック!)。 http://www.mlexp.com/information/seti.htm ★ワンポイント クライアントソフトはプロジェクト規模の拡大に合わせて機能を拡張しています。 古いバージョンのクライアントソフトを使い続けていると解析データのアップロー ド時にバージョンアップを促すメッセージが表示されることがあります。そんなと きは最新のクライアントソフトにバージョンアップしてください。                                    ☆ +                           チーム管理人:mojio …                            seti@mlexp.com + ☆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ■ メーリングリスト登録者募集中! 当サイトでは、メーリングリスト(ML)を開設しています。MLとは電子メール を使用してインターネット上に擬似的な電子会議室を実現するものです。宇宙のこ とや科学、哲学全般について気軽に語り合ってみませんか? MLに参加するには、 mlexp-ctl@y7.com 宛に # subscribe (あなたのお名前) というメールを送信します。これが受け付けられると確認メールが返信されますの で、あとはそのメールの指示に従って手続きすれば、自動的に登録されます。 尚、このMLの詳しい内容はメールにて取り出せます。本文一行目に、 # guide とだけ書いたメールを、次のアドレスまで送付してください。このコマンドを送る 際 "#" と "guide" の間には半角スペースが必要です。HTMLメールは無効となりま すのでご注意ください。サブジェクトは無視されますので何でも構いません。 MLコマンド受付 mlexp-ctl@y7.com ※ 詳細は、ムーンライトエクスプレスのWebサイトでも紹介されています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ■ 投稿ノベルズ掲載作品募集 ムーンライトエクスプレス−エレクトロファイルでは「投稿ノベルズ」に掲載する 作品を募集しています。内容は基本的にSF、サイエンスエッセイ、不思議な体験 談、科学、哲学などに付随する話題を書き綴ったものとしますが、その限定枠はあ りません。また、読切、連載、どちらでもかまいません。皆さんが思っている不思 議なこと、書き溜めて眠っている小説などを、ここで発表してみませんか? 投稿ノベルズへの作品投稿は、次のアドレスまでお願いします。 sf-post@mlexp.com ※投稿の際は、次の点にご留意ください。 ・E-Mailのタイトルは “投稿作品” と記入してください ・投稿者名(及び、作者名)は、文書の分かる位置に明記してください。 ・作品本文はテキスト形式(*.txt)の添付ファイルにしてください。 ・一行はおよそ半角75文字(全角37文字)以内で改行を入れてください。 ・原則としてHTML形式での投稿は無効とさせていただきます。 ・一回に掲載できる長さは、原則として短編一本(およそ7500文字)とお考えくだ  さい。それ以上になる場合は、分割して連載という形になります。 尚、ここで掲載された内容は自動的に、ムーンライトエクスプレス「シアター」の 方へも掲載されますのでご了承ください。 作品の投稿に関するお問い合わせは次のアドレスまでお願いします。 electrofile@mlexp.com ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ■ MLEXP. エレクトロファイル 登録解除/アドレス変更について ムーンライトエクスプレス−エレクトロファイルは、以下のメルマガ配信サービス を利用して配信されています。アドレス変更/解除は、現在ご利用中のサービスの サイトか、当サイトの総合登録/解除サイトから行ってください。  サービス名 URL マガジンID  ----------------------------------------------------------------------  まぐまぐ http://www.mag2.com/ 0000016842  パブジーン http://www.pubzine.com/ 3690  ココデメール http://mail.cocode.ne.jp/ 0700400094  melma! http://www.melma.com/ m00002508  nifty Macky! http://macky.nifty.com/ 2077  E-Magazine http://www.emaga.com/ mlexp  BIGLOBE カプライト http://kapu.cplaza.ne.jp/ 243  ----------------------------------------------------------------------  総合登録/解除サイト http://www.mlexp.com/mm/regist.htm ※BIGLOBE カプライト については、登録/解除の際にユーザID とパスワードが  求められます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ■ ご意見、ご感想募集 ムーンライトエクスプレス−エレクトロファイルに対する、ご意見、ご感想などは 随時受け付けております。また、記事の内容に誤りなどありましたら、ご遠慮なく どんどんご指摘ください。皆さんのご意見をお待ちしています。 いただいたご意見、ご感想については積極的にマガジンに反映させ、また、特に断 りがなければ「読者コーナー」としてマガジンに掲載させていただきたいと考えて います。掲載を希望しない場合は「掲載不可」とひとこと付記してくださるようお 願いします。 そして、当マガジンの各コーナーへの読者からの投稿記事も歓迎します。自分の意 見や作品、紹介したいものなどがあればぜひとも投稿をお願いします(謝礼はあり ませんが…)。 記事や意見の投稿の際には掲載可能な名前の表記(ハンドル可)をお願いします。 ご意見、ご感想はこちらへどうぞ electrofile@mlexp.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  今月のコラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このところやたらと地震が多い。特に西日本に住む私としては神戸震災以降の地震 連発には、それまでほとんど意識することのなかった自身の生命の危険というもの を感じるようになった。 人の体は身の危険を感じると、様々な生理現象の伴った防衛反応を起こすのだが、 これが国家レベルでの話となるとどうだろう。日本政府の危機管理能力の無さ加減 はそれこそ前世紀から指摘されてきているのだが、確かに国家レベルの危機に対す る政府の対応などはお粗末としか言いようがない。原潜衝突事故、どん底の経済、 原子力関連施設の事故、地震・噴火への対応など問題は山積みだ。 ところが、である。事が国家を超える、地球レベルでの危機問題に関しては、日本 という国、結構やっているようなのだ。そのシンボルとも言える出来事が、二酸化 炭素排出量削減の割り当てを決める国際会議を京都で開いた事である。この京都会 議で採択された「京都議定書」によって地球の温暖化に対する具体的な対策の基礎 が作られたのである。高度成長の頃には、この小さな国の環境を破壊しかけていた 国が、公害との戦いに一定の成果を出した上に、今度は世界規模の環境破壊の阻止 に中心的な役割を果たそうとしている。 そんな日本に対して、最近のブッシュ政権の迷走ぶりには背筋に冷たいものを感じ てしまう。特に京都議定書の不支持、国際宇宙ステーション計画への参加縮小など、 アメリカの国益に寄与しない事柄への不理解は、到底あの月へ人を送り込んだ国と は思えない。このままでは、国益に反する事はすべて敵とみなし、国益になるなら 戦争でも起こそうとするのではないか。そんな不安さえ胸をよぎる。 日本という国が、経済的に一流の国でなくなったと言われて久しい。このまま存在 感の無い国になってしまうのか、平和と環境という新時代の新しい価値観の旗手と なるのかは、まさに今現在のこの国の動向にかかっていると言えるだろう。ここは ひとつ新政権となった小泉総理なり、田中外務大臣なりが今すぐアメリカに飛んで いって、ブッシュ大統領と米議会に政策の見直しを強く迫れるようなら、世界の日 本を見る目が変わると思うのだが。 ( 2001/ 4/28 おも ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ■プチコラム  −小泉総理と新閣僚 日本と政治を変えられるか!?(お)  −新政権で好転するか文部科学(ジ)  −冥王星が知らぬ間にカイパーベルト天体になっていた(も)  −外交政策が気になるところ(き)  −驚異!小泉内閣支持率80%超す!(月) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOON LIGHT EXPRESS ━━━━  発 行 : ムーンライトエクスプレス  編 集 : ムーンライトエクスプレス編集室 WebURL : http://www.mlexp.com/ E-Mail : admin@mlexp.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━